1956-05-08 第24回国会 参議院 農林水産委員会 第33号
○政府委員(大石武一君) 話が違いまして、実はこのたび高碕代理大臣が、きょうフイリツピンにお立ちになりまして、一万田大蔵大臣が農林大臣代理をすることになりましたので、ここに出てごあいさつ申し上げるはずでございますけれども、ただいま衆議院の本会議において、緊急質問の答弁中でございますので、今失礼いたしておるわけでございます。
○政府委員(大石武一君) 話が違いまして、実はこのたび高碕代理大臣が、きょうフイリツピンにお立ちになりまして、一万田大蔵大臣が農林大臣代理をすることになりましたので、ここに出てごあいさつ申し上げるはずでございますけれども、ただいま衆議院の本会議において、緊急質問の答弁中でございますので、今失礼いたしておるわけでございます。
○石川清一君 この間の説明にありましたように、インドネシアには焦げつきの債権がある、そういう点が御説明がありましたが、今度はその他ビルマ等で、損害賠償がフイリツピンも含めてできます。この場合は政府としてはやはり政策上一本にすることが好ましい、こういうような事態は予想されませんか。
まだビルマのこの程度のものならばいいですが、今後フイリツピン、或いはインドネシア、これを納得せしめるには、相当いろいろなそういう問題が折衝されなければならない。特に私はこの基準でそのほかのものがどういう……、結果、比率的なものになつてきまるか知りませんが、これを土台にしてきまるとすれば、相当大きな賠償負担になると思うのです。
ビルマの賠償問題に関係して前内閣から派遣されたミツシヨンをどうするか、それから又フイリツピンの賠償問題についてどういうことをするか、前内閣でこういう人をきめておるがこれはどうするかということは、今慎重に次のステツプを踏み出すために考究中であります。まだ決定いたしておりません。
これも実際的の問題として考えてみますと、同様のことを若しフイリツピンやインドネシアに及ぼすとしたらどの程度のものができるか、このよろなことを考えまして、日本が自分だけでやるというのは、恐らくこの賠償協定にからむ問題でありましようが、それからコロンボ・プランなどは、日本と相手国との間の相談でできるものという勘定になりますが、併しポイント・フオアーなどは日本が必ずしもやるという意味ではない。
○説明員(前谷重夫君) 第一点のフイリツピンの問題は、これは輸入したことは事実であります。これは綿とのバーターにおきまして輸入いたしましたが、そういう心配がありますので、我我は主食としては考えなかつたのでございます。これは主食として輸入するのでなく、米としても原材料用で、味噌その他に配給いたしております。
更に問題の第五点は、これも質疑の過程において明らかになりましたように、日本の現在の貧弱な経済力、特に輸出の不振、貿易のアンバランス、外貨保有の減少、それから更にアメリカとの債務の問題、或いはフイリツピン、インドネシア等の賠償支払の問題、こういう問題とも合せまして、日本の今後の経済の展望というものは極めて憂うべきものがあると思うのであります。
○下田政府委員 ただいま国連軍を構成するものとして、現実に朝鮮に、衛生兵等も含めまして兵を出しております国は、アメリカ——アメリカは国連の一部としても行動しておりますが、アメリカとイギリス、カナダ、オーストラリア、ニユージーランド、ベルギー、ルクセンブルグ、コロンビア、エチオピア、フランス、ドイツ、ギリシヤ、イタリア、オランダ、ノールウエー、フイリツピン、スエーデン、タイ、トルコの十九箇国でございます
ただ値段さえ安ければ買つてくれるといつたつて、どことも生産過剰になつて、市場の争奪戦になつており、一番日本として狙わなければならない東南アジア方面も、フイリツピンの賠償問題がああいうふうな状態だから、ここへ行つたつてむずかしい問題だと思うのですがね。
例えばアメリカ合衆国でありますとか或いは連合王国でありますとか、オーストラリア、フイリツピン、こういう四カ国がこの署名と同時にすでに効力を発生する政府になつております。
今、朝鮮の李承晩がああいう状態で、金日成はああだ、それから賠償問題の東南アジア、フイリツピンもああいうふうだし、インドネシアも同様だ。従つてこれはもう、今、満鉄の株をどうの、北支那開発の株はどうのと言つたところで、とてもそれは解決するどころのものじやない。まだ向うから釣りを寄こせというのが関の山、だ。
村田君は、明治三十三年大阪商船株式会社に入社し、専務取締役、副社長を経て、昭和九年社長に就任しましたが、同十五年辞職して後、逓信大臣兼鉄道大臣、フイリツピン駐剤特命全権大使、運輸省顧問等を歴任し、現在は大阪商船株式会社相談役、及び外務省顧問の職にありますが、更に今般特命全権大使に任命され、フイリツピン共和国マニラにおいて開催の日本国とフイリリピン共和国との間の賠償会議に全権委員として出席中のものであります
永野護君は前からフイリツピンのことについてはいろいろと興味もあり、又日比関係の改善ということについては特段の熱意を持つて努力をいたしております。そのためにいろいろの現地における計画等についても考慮をいたしておりまするが、今回の賠償の交渉に当りましては、この事業は実際に請負の会社はできることがあります。
○中川(融)政府委員 今度フイリツピンにおきまして賠償会議が開かれるという見通しはあるのでありますが、しかし実のところまだ賠償会議を開くということを両国政府で最終的にきめる段階にまで至つておりません。これは新聞の報道が実は少し先走つた感もあるわけであります。
特にあなたなんかけしからぬ、本日はあなたが出ていらつしやらないのでどういうことかとわが党の加藤議員に伺つたところが、何かフイリツピンへ賠償の代表が行くのでその資料をつくるために出られぬというようなことで、われわれはびつくりして大臣のところへ交渉に行つたらあなたが出て来た、出れば出られるものをなぜ初めから出ない、あなたが出て来るまで貴重な時間を二時間も空費したではないか、もう少しこういうような問題については
もしもそういう面がそのまま認められるということになると、日韓会談に及ぼす今後の影響ということも考えなければいけない、それでなくともアラフラ海の問題にいたしましても、フイリツピンにしても、インドネシアにしても、いろいろ問題が輻湊しておる。これは日本の遠洋漁業の死命を制する問題になると思う。そういう観点から行くならば、これは一時たりといえども私は認めるべきでない。
そこで実際にその原糖をよく考えてみますと沖繩、インドネシア、台湾、フイリツピン、メキシコ、こういうところから原糖を輸入しておるわけですが、原糖と精糖を比べた場合、原糖の値段で精糖が買えるわけだ。そういう場合に精糖の輸入をお考えになるか。これをお聞きしたい。
こちらへ来てフイリツピン、マニラが考えられる。これはいずれも店ができると思いますが、現在綿花だけについての関係から、それを扱つている或る為替銀行は、一つぐらいはそこへ店を持つでしようが、専門の為替銀行はなかなか持とうとしません。
これはフイリツピンに突き当つて、一部は南、一部は北へ行きまして、これが黒潮の源流になるわけであります。台湾の東から東支那海へ入りまして、沖繩列島の西側を沿つて九州の南西に到達いたします。こので部分の日本海へ入りますのが対馬暖流でありまして、その主流は九州の南から表日本を洗つて房総沖から東へ流れて参ります。流れの早さは、北赤道海流で大体〇・五ノツトから一・五ノツト、そのくらいだと思います。
というのはセーラース・マーケツトでございまして、東南アジアのほうは朝鮮動乱に伴うところの外貨が、特にセイロン、パキスタン、それからインド、インドネシア、フイリツピンまで外貨が相当行つた。それでこれらの諸国は非常に国際……、米の市場において買手が競争をして、非常に強気に出て行つていた。そのために実は特に一番大きな売手であるところのタイ、ビルマが非常に問題になつて来た。